友人に頼まれて製作したミノーとブローチ。アングラーには意外と喜ばれるんです! #八幡平市 #三陸産アワビ #ブローチ

最終更新: 1月6日

 以前は良く釣行に行っていた筆者ですが、本業がここ最近忙しくて、なかなか釣行へと足を運ぶことが難しくなってしまっていました。本業は自営で朝から晩まで仕事をしており、以前は「気違いでしょ?」と妻に言われるほど釣行へ出向いておりましたが、逆に最近は妻に「たまには釣りにでも行って来たら?」と言われてしまうほど釣行回数が激減してしまいました。実はその盛んに行っていた頃に、釣り仲間の友人から「市販品でも悪くはないんだけど、もう少し水の中でこんなアクションをするようなミノーは作れないか?」という依頼があり、1年半くらいの年月をかけてテスト、製作、微調整を繰り返しながらオリジナルのバルサミノーを作りました。ついでにヤマメの形をしたブローチも頼まれたので、三陸産アワビの貝殻で製作をしました。





塗装をしないで魚を表現することの難しさ


 通常のブローチは、ミノーと同様のバルサ材もしくはその他のウッド素材で製作するのが一般的で、以前は私もバルサ材で製作をしていました。もちろん、そのようなお店を経営しているわけではないので、あくまでも友人に頼まれれば作るという感じでした。このブローチも同様で、友人から依頼されたので、今度はアワビの貝殻で製作してみようと思って、せっかくなので地元岩手県三陸のアワビを使用して作ってみようと思って制作した時の写真です。


 一緒に写っているバルサミノーが5cmですので、ブローチの大きさは約8cmくらいだったと思います。他の方からも依頼があり、数個製作しましたが、なかなか時間が作れないので、手が空いた時に研磨したり、コーティングをして乾燥させたりというような感じなので、いつも納期は不明でも良ければとお話しさせて頂いております。



もったいなくて使えないは間違い


 よくミノーを手渡した後に言われるのが「綺麗に仕上がっているので、使うのがもったいないから飾っておきます。」と言われることがあります。そう思って頂けるのはありがたいことですが、ミノーは使って頂いて初めて意味をなすものです。どんなに傷ついても汚れても、塗装が剥げてボロボロになったとしても、それでこそミノーとしての命が吹き込まれているという証拠なのだと思いますので、どうせなら最後の最後、ボロボロになりすぎてもう使えないというところまで使って頂けた方が、製作者にとっては本望です。


 出来たばかりのミノーはなんの命も吹き込まれていない状態です。使って下さる皆さんの手で、ヤマメやイワナをたくさん釣って、小さな作品に命を吹き込んで下されば何よりです。ミノーのボディに刻まれたひとつひとつの傷や、渓流魚の歯形などなど、それらひとつひとつが多くの渓流魚との出会いの証です。


 実はミノーやその他のルアーを見させて頂くと、使用されている方の熟練度がわかります。数をこなしているいわゆる上級者と、初めて間もない初心者とでは破損する箇所が明らかに異なっています。その為、ご自分が釣りを初めて間もなかった頃から徐々に回数をこなして腕が立つようになってゆく成長を示す指標にもなりえますので、ぜひ壊れて使い物にならなくなったミノーもひとつの想いでの品としてタックルボックスやワレットにでも忍ばせておいてみてはいかがでしょう。





天然アワビの光沢は人工物とは違う


 釣り具店などへ行ってルアーチューニング用品のコーナーなどを見ていると「アワビ調シート」などのシールが販売されています。アワビ調シートはハサミなどで好きな形状に切って頂いて、ルアーの側面やスプーンなどに張り付けて使うことが出来ます。色合いも様々な種類が豊富にあり、手軽に行えるルアーチューニングの手法のひとつだと思います。


 確かに現在発売されているアワビ調シートも美しい光沢がありますが、やはり天然のアワビの貝殻の光沢や美しさには及びません。また、水の中に入った時の光り方も全く違う為に、集魚力にも影響を及ぼします。その天然アワビをミノーに埋め込んだことがありますが、シートよりも若干重さが出てしまう為に、重量バランスがとても難しくなってしまいます。その為、よほど気が向いた時でなければアワビバージョンのミノーを作るということはしませんが、ブローチであればスイム性能がどうこうということもないので、比較的仕上げやすいと思います。ただし、アワビの貝殻は、細部になればなるほど、研磨時に折れることが多くなってしまいますので、流水を常にかけながら、なるべく研磨する時の摩擦の熱を入れないように削って行くとうまく行きやすいのではないでしょうか。


 ゆっくりと時間をかけて数ミリずつ徐々に削って行く作業を繰り返しながら製作して行くことがコツとなってしまう為に、仕上がるまでに時間はかかってしまいますが、完成時の独特の美しさにはついつい目が奪われてしまいます。皆さんもぜひ機会があればチャレンジして、自分だけのオリジナルブローチを作って、ウェーディングジャケットやベストにつけて釣行へと出かけられてみてはどうでしょうか。



完成品が出来た時はこちらのブログでお知らせ


 今後も時間がある時にアワビのブローチを作ることがあるかもしれません。その時にはこちらのブログでご紹介をしたいと思っています。また、ご購入希望の方は掲載したブログからご返信を頂ければ、掲載した製品をお譲りさせて頂きたいと思っています。ただ、最初でもお話ししました通り、納期は私次第というところがあり、空き時間を見ながら製作しますので、ご注文を賜って製作となっても、いつ頃出来上がるというお約束ができませんので、出来上がり次第随時、こちらのブログを使って掲載をしてゆきたいと考えておりましたので、よろしくお願い致します。また、アワビの模様や光沢は、その貝殻だけのものとなり、貝殻の形状も様々で、貝殻ひとつからひとつのブローチしかできあがりませんので、同じ製品を作ることは不可能ですので、その辺はご理解下さると助かります。年間いくつできるのか、もしかするとひとつもできないかもしれませんし、あまり期待はなさらないで下さいね(笑)

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