空気が澄み切った冬。空気中に含まれる水蒸気の量が多い新年のとある早朝。自然が造り出すルビーマウンテンの絶景。 #岩手県 #八幡平市 #奥羽山脈 #岩手山 #絶景 #映え #冬の景色 #2021

 新年明けましておめでとうございます。昨日関東圏には緊急事態宣言が発出されましたが、旅行に来れない方々の状況も踏まえまして、当サイトでは昨年度に引き続き八幡平市の観光、旅行、絶景などの情報を中心にした情報を皆様にお届けできるように運営して行きますので、本年度もどうぞよろしくお願い致します。




2021年1月6日の朝


 年が明けた2021年1月6日の早朝は、八幡平市でもかなりの冷え込みを記録しました。元々北東北(青森・秋田・岩手)3県と、北海道の半分から南側の地域の中でも年間の平均気温が一番低い地域が岩手県で、氷点下2ケタまで下がることもそこまで珍しいことではありません。


 この日も写真の通り、私が乗っている車の温度表示では氷点下16度と、肌がピリピリとする突き刺さるような寒さに見舞われましたが、実はこのくらいの冷え込みになればなるほど空気は澄み切って透明度が増すので、少しの寒さを我慢すればとても美しい景色が撮影できる絶好条件でもあるんですね。




真っ赤に染まった岩手県のシンボル


 この日はおそらく、空気中に含まれる水蒸気が多かったことが予想され、太陽が放つ光の中で特に波長の長い「赤色」が水蒸気によって適度に散乱されて、山々を赤く染めてくれたのだと考えることができます。


 朝と夕方の太陽の位置関係も条件のひとつとなっており、太陽の位置は正午が一番高い位置に見える時間帯ですが、朝と夕方は地表に対して低い位置に見えています。この低い位置から照らされるということもこの赤く染める環境条件のひとつで、考えてみた時に日中に空や山が赤くなったという記憶が皆さんの中にありますか?きっと無いと思います。また言葉も「朝焼け、夕焼け」という言葉があるということが表している通り、朝もしくは夕方にだけ起こる現象だと言えます。


 暖かい時期、暑い時期でももちろん見ることができる、そこまでレアな風景ではありませんが、冬の時期は他の季節よりもよりクリアに見ることができるという特徴があります。




周囲の山々も美しく照らし出されていました


 この岩手山とちょうど向かい合わせるようにそびえている八幡平から安比高原などの山脈帯も、山脈帯全体が赤く色づいていてとてもきれいな風景を醸し出していました。


 空気が澄みわたる冬の季節と、山々に積もった純白の雪がより一層、太陽の赤い色を濃く映し出しており、車を停めたままずっと眺めていたくなるような風景にうっとりとしてしまいました。


 昔の絵に描かれた葛飾北斎作「富嶽三十六景 凱風快晴(通称:赤富士)」に描かれた赤く染まる富士山は晩秋の景色ということでしたが、季節は違えどきっとこんな思いで北斎も描いていたのかもしれませんね。




数分後には見れなくなる自然の風景


 自然の作り出す何気ない絶景は、その日、その瞬間にしか見ることのできないものがほとんどです。また、二度と同じ風景は見られないと言われるように、二度と同じ気象条件など存在しない為に、その時の風景は、その日に見た方々だけのものだと思います。とてもはかなく、とても貴重なその瞬間に居合わせられたということは、新年、とても縁起の良い出来事だったなぁと、勝手に思い込んで過ごして行ければきっと、2021年は良い年になるのではないかと考えて今年一年を精一杯楽しんで生きてみようと思います。世の中は新型ウィルスのニュースや自粛、経済的な大打撃のお話ししか聞こえてきませんが、そんな中でも少しの楽しみを見つけて、少しずつ重ねて行きたいと考えておりましたので、本年も当サイトをよろしくお願い致します。

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